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のび太「それはあなたの想像上の人物なのでは…?」



1 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:10:35 ID:CmM9EkxU
すいません、初投稿なのでいろいろミスるかもです。
そして面白くなく、なおかつ短いです。
なんとなく書いてみたので、折角なので投下してみます。

-居酒屋

のび太「小学校の同窓会か」

のび太「みんな元気かな」

スネ夫「のび太!こっちだ!」

ジャイ「おーのび太!」






2 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:11:15 ID:CmM9EkxU
ジャイ「元気だったか?」

のび太「やあ」

のび太「10年ぶりくらいかな?」

ジャイ「そうだな」

スネ夫「中学校入ってからすっかり会わなくなったもんな」

のび太「みんなクラスもばらばらになったしね」

3 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:11:58 ID:CmM9EkxU





のび太「しずちゃんは来てないの?」

スネ夫「誘ったんだけどな」

ジャイ「なんか乗り気じゃなかったんだよ」

のび太「そっか・・・」

スネ夫「昔はなんだかんだ将来お前ら付き合うと思ってたんだけどな」

のび太「はは、僕じゃつり合わないよ」

のび太(中学生になった辺りから、段々相手にしてもらえなくなったんだよな)

のび太(まあ、今でも好きなんだけどね)

4 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:12:44 ID:CmM9EkxU
ジャイ「お前、いま彼女とかいるのか?」

のび太「いるわけないよ・・・」

ジャイ「ジャイ子のヤツ、今フリーだぞ」

のび太「い、いや、遠慮しておくよ」

のび太「二人は?」

ジャイ「俺はもう結婚してるぞ?」

スネ夫「僕も婚約者がいる」

のび太「」

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 00:12:45 ID:jNdI.MEs
ジャイww

続けて

6 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:13:20 ID:CmM9EkxU




ジャイ「そういえばお前いま何やってんだ?」

のび太「まだ大学にいるよ」

のび太「もう少しで博士号をとれそうなんだ」

スネ夫「あののび太が博士号ねえ」

ジャイ「おまえも頑張ってるんだな」

スネ夫「なんの研究してるんだ?」

のび太「物理だよ」

7 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:14:18 ID:CmM9EkxU
>>5 ありがとうございます

のび太「タイムマシンにつながる基礎研究をしてるんだ」

ジャイ「タイムマシン??」

スネ夫「そりゃすごいや」

のび太「まだまだ先がみえないけどね」

スネ夫「しかし、そんなもん本当にできるのか?」

ジャイ「そうだな、想像できねえや」

のび太(…?)

のび太「まあ、今までの常識が通用しない分野ではあるけど・・・」

のび太「なんとか僕の手でやってみたいと思っているんだ」

8 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:15:16 ID:CmM9EkxU
ジャイ「へえ、あののび太がねえ」

スネ夫「しかしなんでまたタイムマシンなんか作りたいって思ったんだ?」

のび太「え?」

ジャイ「そうだよな」

ジャイ「そんなできるかどうかもわからないようなもん」

のび太(…??)

9 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:16:12 ID:CmM9EkxU
のび太(…なんかおかしいぞ?)

スネ夫「むかしなにかで読んだけど、タイムマシンって不可能なんじゃなかったっけ?」

ジャイ「俺も聞いたことあるぞ!」

ジャイ「未来には行けるけど、過去は無理だとかなんとか」

スネ夫「そうそう」

スネ夫「光の速さがどうのこうのって」

のび太(やっぱりおかしい!)

10 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:16:48 ID:CmM9EkxU
スネ夫「なあのび太、ほんとにそんなもんできるのか?」

ジャイ「難しい話はわかんねえけど、今まで誰もできなかったんだろ?」

のび太「なに言ってんだよ二人とも!?」

のび太「小学校のとき、あれだけタイムマシンに乗って冒険したじゃないか!!」





スネ夫「」
ジャイ「」

のび太(え?)

11 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:17:56 ID:CmM9EkxU
ジャイ「…なに言ってんだお前?」

スネ夫「…もう酔いが回ったのか?」

のび太「え、いや、だからさ…」

のび太「ぼ、僕の部屋で生まれた恐竜のピースケを白亜紀に連れて行ったり…」

のび太「みんなで家出しようって7万年前の日本に行ったりさ…」

スネ夫「」
ジャイ「」

のび太「そ、そうやって久しぶりだからって僕をからかってんだろ」

のび太「だいたい、ドラえもんだってタイムマシンに乗って未来からやってきたじゃないか」

12 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:19:05 ID:CmM9EkxU




スネ夫「ドラえもん…?」

ジャイ「スネ夫、お前知ってるか?」

スネ夫「いや、なんだそれ?人の名前か?」

のび太(…!!)

のび太「い、いい加減にしてよ!!」

のび太「ドラえもんはドラえもんじゃないか!」

のび太「そりゃあ僕らが中学校にあがるときに未来の国に帰っちゃったけど」

のび太「僕ら、友達だったじゃないか!!!」

13 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:19:48 ID:CmM9EkxU





ジャイ「のび太、お前…」

スネ夫「…マンガの読みすぎじゃないか?」

ジャイアン「それともアニメか?」

のび太(!)

のび太「まだ言うの!?」

のび太「それとも本当にわすれちゃったのか!?」

ジャイ「忘れたも何も…」

14 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:20:37 ID:CmM9EkxU
のび太「僕は、あいつが帰っちゃったのが悲しくて寂しくて」

のび太「それでも、いつかまた会いたいって!」

のび太「今度はこっちから会いに行ってやろうって!」

のび太「だから、必死で勉強して、今もタイムマシンの研究をしてるんだぞ!!」

スネ夫「」
ジャイ「」

15 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:21:20 ID:CmM9EkxU
のび太「あいつが生まれる22世紀まで、僕は生きられないから」

のび太「タイムマシンに乗ってあいつに会いに行くって!」

のび太「そして、22世紀のあいつが無事に小学生の僕に会えるように!」

のび太「過去と未来の僕がちゃんとドラえもんに会えるように!」

のび太「僕はそれをめざして頑張ってるんだ!」

16 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:22:11 ID:CmM9EkxU




ジャイ「スネ夫、こいつ大丈夫かな?(コソコソ)」

スネ夫「さっきから意味がわからないことばっかりいってるね(コソコソ)」

のび太(…!!!)

17 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:22:52 ID:CmM9EkxU
のび太「もういいよ!」

のび太「ドラえもんのこと忘れるなんて…」

のび太「二人がそんなやつだとは思わなかった!!」

のび太「もう帰る!」

のび太「今日もこのあと大学に戻って研究の続きが有るんだ!」

ジャイ「お、おいのび太…」

スネ夫「あいつ、勉強のしすぎで頭おかしくなったんじゃないか?(コソコソ)」

18 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:23:30 ID:CmM9EkxU





-居酒屋の前

のび太「まったく、あいつら…」

のび太「まさかドラえもんのこと忘れるなんて」

のび太「それともやっぱりからかってんのかな?」

?「…あら」

?「もしかして」

?「野比くん?」

のび太「えっ」

19 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:24:11 ID:CmM9EkxU
のび太「もしかして」

のび太「し…みなもとさん?」

しずか「あ、やっぱり」

のび太「久しぶりだね」

しずか「そうね」

のび太(本当に久しぶりだな)

のび太(すっごい美人になっちゃって)

20 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:25:11 ID:CmM9EkxU
のび太「こ、こんなところでどうしたの?」

しずか「どうしたのって、今日同窓会でしょ?」

しずか「おそくなっちゃったけど、参加しようと思って」

しずか「野比くんは?」

のび太「あ、ぼ、僕は参加して、もう帰りなんだ…」

しずか「そ、そうなの」

のび太「」
しずか「」

21 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:25:55 ID:CmM9EkxU
のび太(なんか気まずい)

のび太「そ、それじゃ」

しずか「…えっ?」

しずか「ちょっと待って!」

のび太「え、な、なに?」

しずか「久しぶりに会ったんだし、ちょっとだけ話さない?」

のび太(え、えーっ!?)

しずか「そこの公園行きましょうよ!」

22 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:26:39 ID:CmM9EkxU





-公園

のび太(な、なんだこの展開…)

しずか「野比くん、今なにやっているの?」

のび太(またこのはなしか…)

のび太「まだ大学に残ってるよ」

のび太「大学院の博士課程さ」

しずか「すごいじゃない!」

23 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:27:26 ID:CmM9EkxU
しずか「なんの研究してるの?」

のび太「タイムマシンに繋がる基礎研究だよ」

のび太(しずちゃんはどんな反応するだろ…)

しずか「タイムマシン…」

しずか「そういえば、昔、よく…」

のび太(!!)

のび太「そ、そうだよ!」

しずか「…」

24 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:28:08 ID:CmM9EkxU
しずか「昔よく、そんな想像してたわよね」

しずか「わたしと野比くんと剛田くんと骨川くんとで!」

のび太「えっ」

25 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:28:45 ID:CmM9EkxU
しずか「ほら、あの時代に行ってみたいとか」

しずか「あの時に戻りたいとか」

しずか「未来をみてみたいとか」

26 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:29:20 ID:CmM9EkxU
しずか「…みんなまだ小学生だったものね!」

しずか「マンガとかアニメとか」

しずか「私なんか、もう小説とかも読んでたけど」

しずか「そういったものを真に受けちゃって」

27 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:30:02 ID:CmM9EkxU
しずか「純粋だったのよね」

しずか「実際にはありえないことなんだけど」

しずか「なんか自分の周りでもおこりそうで」

しずか「いつの間にか、大人になって」

しずか「そんなことおこるわけないって気付いてきて」

しずか「なんか冷めていっちゃって」

28 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:30:38 ID:CmM9EkxU





のび太(…)

しずか「野比くん、ごめんなさいね」

のび太「え、な、何が?」

29 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:31:27 ID:CmM9EkxU
しずか「中学生になったあたりから冷たくあたっちゃったでしょ」

しずか「なんか、あの頃、さっきも言ったけどいろいろと冷めちゃってたのよね」

しずか「思春期だったというか」

しずか「小学校の頃のこととかバカらしくなっちゃって」

30 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:32:09 ID:CmM9EkxU
しずか「そのせいで、野比くんたちと話すのもちょっと…」

しずか「特におとこのこは…」

しずか「今思えば、みんな大切な友達だったのにね…」

しずか「とっても後悔してるの」

31 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:33:00 ID:CmM9EkxU
しずか「今日は久しぶりに話せて嬉しかったわ」

のび太「そ、そんな!」

のび太「僕の方こそ!」

のび太(僕はあんまりちゃんと話せなかったし!)

しずか「ふふふ」

32 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:33:35 ID:CmM9EkxU
しずか「じゃあ、遅くなったけど私も同窓会の方に顔を出していくわ」

しずか「また、ね」

のび太(…!!)

のび太「み、みなもとさん!」

33 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:34:18 ID:CmM9EkxU
しずか「なあに?」

のび太「ド、ドラえもんって覚えてる!?」

しずか「ドラえもん…?」

しずか「なにかの登場人物かしら…?」

34 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:36:33 ID:CmM9EkxU
投下って結構疲れますね。
あと、書き込み蘭下のしたらばのおすすめアイテムが気になって仕方がないという

もうちょいとでおわり

35 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:37:55 ID:CmM9EkxU





-大学への道

のび太「…」

のび太「結局、誰もドラえもんのことを覚えていなかった」

のび太「そういえば、パパとママからもドラえもんの名前が出たことはないな」

のび太「僕に気を使ってくれているんだと思っていたけど…」

のび太「もしかしたら…」

のび太「やだな、確認するのが怖いや」

36 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:38:39 ID:CmM9EkxU





のび太「ドラえもんは、帰るときに私物は全部持って帰った」

のび太「下手に歴史を変えてしまうのは危険だからとか」

のび太「その前に一度帰ったときは道具を一つ置いていったくせに…」

のび太「だから、あいつが過去にいた証拠はなんにも無いんだ…」

37 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:39:20 ID:CmM9EkxU

のび太「でも!」

のび太「僕は覚えてる!」

のび太「遠い宇宙の果てに行ったり」

のび太「海底に地底に雲の上」

のび太「そしてタイムマシンで…」

のび太「僕は、覚えているんだ…」

38 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:40:22 ID:CmM9EkxU




-大学

教授「お、野比くん」

のび太「あ、先生」

のび太「まだいらっしゃったんですか」

教授「いやー、論文を書かにゃならんからな」

のび太「いよいよですものね」

教授「ああ」

39 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:41:06 ID:CmM9EkxU

教授「この発表でタイムマシンへの道筋が作れるかもしれん」

のび太「先生は長年この研究を続けてきたんですから」

のび太「やっと世間に認められる日が来たんですよ」

教授「君が入ってくれてからとんとん拍子に研究が進んだからね」

教授「今までを思うと、怖いくらいだ」

のび太「そ、そんな、冗談ですよね」

40 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:41:39 ID:CmM9EkxU
教授「これまでの進歩具合から考えると、私の退官まで」

教授「いや、あと100年は進歩がないと思っていたくらいだ」

教授「君が研究室に入ってから、この数年の君の努力と閃きがなければここまでこれなかった」

教授「私は君に感謝しているんだよ」

41 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:42:15 ID:CmM9EkxU
のび太「教授…」

のび太「そんなことないですよ…」

のび太「それに、タイムマシンは22世紀までには必ず発明されるはずですし…あっ」

42 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:42:52 ID:CmM9EkxU

教授「…」

教授「君は前にもそんなことを言っていたね?」

のび太「そ、それは…」

教授「良い機会だ、話してみてくれないか?」

43 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:43:27 ID:CmM9EkxU




教授「未来から来たロボットか…」

のび太「はい」

教授「いくつか疑問点がある」

教授「君は、そのロボットに君の未来を見せてもらったんだな?」

のび太「はい」

44 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:44:02 ID:CmM9EkxU
教授「その未来と今は一致しているのか?」

のび太「いいえ」

のび太「ドラえもんが来なかった場合に迎えるはずの未来」

のび太「ドラえもんが来た結果迎えるはずの未来」

のび太「どちらとも違っています」

45 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:44:35 ID:CmM9EkxU
教授「…その、ドラえもんとやらが来た結果としての未来は」

教授「君にとって、どんな未来だった?」

のび太「どんなっていうと…」

のび太「ひとことで言ってしまえば…」

のび太「…理想の未来、ですかね」

46 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:45:11 ID:CmM9EkxU
のび太「小学校のとき、好きな子がいたんです」

のび太(今でも好きですけど…)

のび太「その子と結婚して」

のび太「子供がいて」

のび太「小学校の頃の友達とそのまま仲が良くて」

47 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:46:03 ID:CmM9EkxU
のび太「あと、よく覚えていないですけど、環境保護局の調査員だった様な…」

のび太「僕、小学校の頃は本当に勉強ができなくて」

のび太「でも、学校の裏山とか自然が好きで」

のび太「あと、いろいろ動物も好きで」

のび太「そういうのを護れたらって思ってましたから」

教授「…なるほど」

教授「…」

48 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:46:57 ID:CmM9EkxU





教授「野比くん、これはあくまでわたしのことなんだが」

教授「私がなぜタイムマシンの研究を始めたか話そうと思う」

教授「まあ、そんなに大それたもんじゃない」

教授「子供達がタイムマシンがあったらいいなと思っているのとそんなに変わる物ではないからな」

49 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:47:40 ID:CmM9EkxU
教授「あまり威張れることじゃないが、私は小さい頃からマンガが好きでね」

教授「その頃に流行ったマンガがあったんだ」

教授「70年代のはなしだ」

50 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:48:12 ID:CmM9EkxU
教授「まあ、有名なマンガだから君たちも知ってるとは思うがな」

教授「私は夢中になって読んだよ」

教授「そして空想にふけった」

51 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:49:12 ID:CmM9EkxU
教授「恐竜がいる時代」

教授「まだ人間が文明を持つ前の時代」

教授「ロボットが友達として社会に溶け込んでいる時代」

教授「人類が滅びようとしている時代」

教授「過去の自分」

教授「未来の自分」

52 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:49:49 ID:CmM9EkxU
教授「タイムマシンがあれば…」

教授「最初のきっかけなんて、そんなもんだよ」

教授「そして、考えるんだ」

教授「タイムマシンに乗って、未来の自分を見に行こう」

教授「自分がこうなっていたらいいな」

教授「いや、きっと自分はこうなっているはずだ!」

53 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:50:31 ID:CmM9EkxU
教授「それはもう、ある意味現実だった」

教授「妄想でしかないはずの私の未来像は、絶対にそうなるはずの未来だったんだね」

教授「子供の頃の私にとっては」

教授「タイムマシンがあれば、それを確認できるんだ」

教授「でも、あいにく私の周りにはタイムマシンがなくてね」

教授「それなら自分で作るしかない」

54 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:51:23 ID:CmM9EkxU
教授「そうやって、気が付けばこの年だよ」

教授「あの頃の未来は来なかった」

教授「まあ、ただの子供の空想だがね」

55 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:51:55 ID:CmM9EkxU

教授「ああ、勘違いしないでくれよ」

教授「今でもタイムマシンに対する情熱だけは変わらないんだ」

教授「ただ、大人になったってことだけだよ」

教授「子供の頃に想像してた自分でなかったってだけだよ」

56 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:52:33 ID:CmM9EkxU





-のび太の部屋

のび太(教授は何が言いたかったのだろう…)

のび太(いや、わかってる)

のび太(子供の頃の想像…)

のび太(要は…)

57 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:53:15 ID:CmM9EkxU
のび太「ドラえもんは、僕の想像上の人物なのではってことか…」

58 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:54:12 ID:CmM9EkxU
のび太「そんなわけないじゃないか!」

のび太「そんなわけ…」

59 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:54:55 ID:CmM9EkxU




のび太(その机の引き出しがタイムマシンの入り口になっていて)

のび太(お正月にそこから僕の孫の孫と一緒にやってきて)

のび太(未来を変えてあげるって)

のび太(いろいろ冒険して)

のび太(いつもの5人でさ)

60 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:55:37 ID:CmM9EkxU
のび太(…でもあの3人は覚えていない)

のび太(あいつがいた証拠もなにもない)

のび太(あいつに見せてもらった未来も来なかった)

61 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:56:28 ID:CmM9EkxU
のび太「ドラえもん…」

62 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:57:00 ID:CmM9EkxU

のび太「…」

のび太「ぼく、やっぱり君がいないとダメなのかもしれないよ」

のび太「泣き虫のび太のまんまだよ…」

のび太「ウ、ウウウウウウ…」

63 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:57:36 ID:CmM9EkxU




?「大丈夫だよ、のび太くん」

64 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:58:08 ID:CmM9EkxU
のび太「!!!」

のび太(クルッ)

のび太「ドラえもん!!!?」

65 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:58:56 ID:CmM9EkxU
のび太「…?」

のび太「誰もいない…」

のび太「でも、いま確かに後ろから…」

66 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 00:59:48 ID:CmM9EkxU

のび太(…)

のび太(ニコッ)

のび太「ははっ」

のび太「あのね、ドラえもん」

67 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 01:00:18 ID:CmM9EkxU
のび太「みんな、君のこと覚えていないっていうんだ」

のび太「タイムマシンのことも、沢山した冒険のことも」

のび太「君がいた証拠はなーんにもないしね」

のび太「それにね、君に見せてもらった未来、全然違う感じになっちゃった」

のび太「しずちゃんと結婚もできてないしね」

68 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 01:00:48 ID:CmM9EkxU
のび太「…」

のび太「でもね」

のび太「やっぱり僕は君を覚えているんだ」

69 : ◆aS2xTNa0XQ:2013/09/01(日) 01:01:25 ID:CmM9EkxU
のび太「…」

のび太「だからさ」

のび太「絶対タイムマシン作るからさ」

のび太「また今度、会おうね」

のび太「あの3人も連れて行くよ」

のび太「ぼくたちほんとに友達なんだからさ」

のび太「いつもいつまでも友達だからね」


終わり

70 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 03:08:00 ID:PYsDx/Ro

良かった

71 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 03:27:36 ID:k5rMRTog


72 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 06:02:30 ID:VZdzAdfk

この雰囲気好き







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