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キース「本日より」


1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 22:43:12 ID:0fjCZ5cg
キース「兵団から支給されるパンの譲渡及び強奪を禁止する」
サシャ「」ガーン




2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 22:47:54 ID:0fjCZ5cg
初SSなのでさっさと書いて、さっさと終わらせます。

ありきたりですが、どうぞ。

3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 22:54:37 ID:0fjCZ5cg
キース「分かっていると思うが、破った者は即開拓地送りだ」

サシャ「パァーン」

マルコ(しっかりとサシャだけを見て言ってるよ)

ジャン(こんだけ訓練兵が集まってるのに、サシャをガン見でほかが眼中にないじゃねえか)

4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 22:59:02 ID:0fjCZ5cg
クリスタ「あれはサシャのために出来た禁止令だよね」

ユミル「こっちはとばっちりじゃねえか。無駄な規則が増えやがった」

クリスタ「そうだね…」

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:04:38 ID:0fjCZ5cg
≪夕食≫

カチャカチャ

アルミン「ドアの隙間からじっと見てるね。キース教官」ヒソヒソ

エレン「食いづらいよな。ろくに会話もできねえ」ヒソヒソ

ミカサ「エレン、よく噛んで食べないと駄目」

エレン「分かってるよ」

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:09:31 ID:0fjCZ5cg
ハンナ「ごめんね、フランツ。今日体調が悪くて、パンが食べられそうにないの」ヒソヒソ

フランツ「大丈夫さ、ハンナ。こっそり食べてあげるから」ヒソヒソ

ハンナ「ありがとう。こっそりこっそりね」ヒソヒソ

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:14:05 ID:0fjCZ5cg
キラーン☆

サシャ「そこー!だめですよ、だめ!」

サシャ「パァンのじょうとは許されてません!」

サシャ「ですよね?教官!」

キース「許す」

サシャ「」ガーン

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:19:20 ID:0fjCZ5cg
サシャ「どうしてですか?どうしてですか?」

キース「二人の行為は譲渡ではない」

キース「愛情表現だ」ドーン

フランツ「そんなストレートに」テレテレ

ハンナ「教官公認ね」テレテレ

9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:20:39 ID:1WKqN2Po
支援

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:26:37 ID:0fjCZ5cg
サシャ「それならっ、アルミン!そのパァンを私に愛情表現してください!」

アルミン「ぼくぅ!?」

キース「アルレルト」

アルミン「はいっ!」

キース「お前はブラウスを愛しているか?」


アルミン「いえ!」フルフルフルフル

11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:32:20 ID:0fjCZ5cg
キース「だそうだ」

サシャ「あぁるぅみぃ~ん」ベソベソ

アルミン(許してくれサシャ。僕には心に決めた人が!)

アニ(ほっ…)

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:38:04 ID:0fjCZ5cg
≪後日≫

キース「調理担当者以外の調理室への入室を禁止する」

サシャ「」ガーン

キース「分かっていると思うが(ry」

サシャ「チョウリース」

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:42:58 ID:0fjCZ5cg
ライナー「サシャ以外の誰が破るってんだ」

ベルトルト「前回同様、サシャに向けてしか言ってないね」

ライナー「サシャは調理当番永久欠番だからな」

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:45:53 ID:0fjCZ5cg
≪調理室≫

ミカサ「アルミンが風邪をひいた」コソコソ

エレン「早く治るように、お粥を作ってやろうぜ」コソコソ

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:54:18 ID:0fjCZ5cg
ズザザー★

サシャ「ハッケーン!」

サシャ「教官キョウカーン!」

サシャ「調理担当者じゃないのに入室してます!」

キース「許す」

サシャ「」ガーン

キース「これはただの入室ではない、看病だ」

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/18(水) 00:00:40 ID:NLmNmMUk
サシャ「ならばっ、ミカサ!私もすごーく頭痛が痛いので、看病のためにお粥を作って下さい!」

サシャ「もちろん大盛りで!」

エレン「ミカサなら、お粥持ってもう看病に戻ったぞ。俺は片付けだ」

サシャ「カンビョーン」

キース「頭痛が治るまで、走れ」

17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/18(水) 00:04:42 ID:NLmNmMUk
≪さらに後日≫

キース「本日より、慎みのない放屁を禁止する」

サシャ「してませんよ!?」



-終-

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/18(水) 01:23:00 ID:QOpACVHE
乙!
キースのサシャへの愛情表現という可能性…

19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/18(水) 01:52:25 ID:Pua4mMWo
面白かったwww乙!

20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 22:07:06 ID:3399Qecc

サシャ「神様」



続編らしきものを。
タイトル通り、あの方の話。

21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 22:09:06 ID:3399Qecc
《夕食中》

ジャン「キース教官また見てるな」ヒソヒソ

マルコ「主にサシャの方をだけど」ヒソヒソ

サシャ「……ぱぁん」ドンヨリ

クリスタ「教官!」ガタッ

22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 22:12:48 ID:3399Qecc
キース「どうしたレンズ。ブラウスが放屁でもしたか」

サシャ「ええエェッ?!」

クリスタ「私からサシャへのパンの譲渡を許して下さい」

ユミル「おい、クリスタ。また悪い癖か?」

サシャ「神様っていたんや」パァアア

23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 22:24:39 ID:3399Qecc
キース「なぜだ。この食糧難の中、皆平等に食糧を与えられるのは当然のことであろう。兵団内であればなおさらだ」

クリスタ「私は前にサシャにパンを譲渡したことがあるからです」

キース「過去のことを咎めるつもりはない。ブラウスの食い意地が張っているのはお前とは関係のないことだ」

クリスタ「いえ、関係はあります。この兵団で初めてサシャにパンを譲渡したのが私でした」

24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 22:35:07 ID:3399Qecc
キース「なに?」

ユミル「やめろ。あの時のことを言うつもりか?」

クリスタ「大丈夫だよ。ユミルのことは何も言わないから」

ユミル(チッ、そういうことじゃねえよ)

サシャ「クリスタ、マジ神様」

25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 22:41:16 ID:3399Qecc
キース「意味がよく分からん。詳しく説明しろ」

クリスタ「入団式の日、サシャは教官の言いつけ通り、死ぬ寸前まで走り続けていました」

キース「ああ、ブラウスには罰として夕飯抜きも言い渡しておいたはずだが、まさか…」

クリスタ「私は教官の言葉に逆らってしまいました」

キース「パンを、与えたのだな」

クリスタ「はい。空腹時にはいつもの食べ物でも数倍美味しく感じるといいます。ヘトヘトになっていた彼女には、その効果が最大限に発揮されました」

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 22:48:38 ID:3399Qecc
アルミン「空腹時の味覚の変化の話は聞いたことあるよ。開拓民時代に実感したこともある」

エレン「俺も分かるな。しかもそれをサシャにか…とんでもねえな」

ミカサ「想像を絶する」

27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 22:58:33 ID:3399Qecc
クリスタ「私は知っていいました。サシャのパンに対する執着の強さは、元々のものではないと」

クリスタ「私があの時にパンを与えなければ、普通の兵団生活を送れていたんだってことを!!」

一同(いやいやいやいやいやいや)

ユミル(それはない、ありえないから)

コニー(入団式中に芋食ってるような女が普通の生活送れるわけないだろ)



クリスタ「……ずっとずっと気掛かりだったんです」ポロポロ

ライナー(結婚しよ)

28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 23:08:14 ID:3399Qecc
クリスタ「教官はこのことを見越して、サシャに夕飯抜きを命じていたのですね。そうとは知らず私、なんてことをっ!」

キース「そう…だな。た、確かにそういった考慮をしてないわけではなかったこともないが、き、貴様が気に病むことではない」

ユミル(うわ、コイツ自分の手柄にしやがった)

マルコ(キース教官、ちょっとそれは…)

ミカサ(非道)

29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 23:12:18 ID:3399Qecc
クリスタ「お願いします!どうかサシャにパンを食べさせてあげてください!私が悪いんです!全て私の責任なんです!」

キース「思い詰めるな、レンズ。なにもそこまで」

クリスタ「どうしても駄目だというのなら、私を開拓地送りにして、私の分までサシャにパンを食べさせてあげて!」

ユミル「」ガタッ
ライナー「」ガタッ

キース「うっ!」ビクッ

キース(私に強烈な殺気が二つほど注がれている!)

30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 23:23:04 ID:3399Qecc
キース「……ブラウス」

サシャ「教官、大丈夫です。今、何をすべきか、私は分かっています」キリッ

キース「少しは成長したようだな」

サシャ「クリスタのおかげで目が覚めました」

エレン「人が変わってねえか?」ボソ

ミカサ「静かに、今、良いところ」シー

31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 23:28:57 ID:3399Qecc
キース「クリスタ・レンズ」

クリスタ「教官、どうか」

キース「貴様とサシャ・ブラウスとのパンの譲渡を許可する」

クリスタ「アアッ、ありがとうございます!良かったね、サシャ!」

キース「さあ、ブラウス、すべきことを」

サシャ「はい」バッ



サシャ「クリスタに私のパァンを捧げます!」



クリスタ「え?」

32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/02(木) 23:32:29 ID:3399Qecc
キース「良くやった」ウンウン

クリスタ「どうして、パンが食べられるようになったのに」

キース「受け取れ、ブラウスの思いだ」

サシャ「……」プルプル




コニー(嘘だろ、あの芋女がパンを人に渡すなんてよ)

アルミン(歯を食いしばって震えてる)

ジャン(よっぽどキツいみてえだな)

マルコ(いい話だなぁ)

33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/03(金) 00:03:15 ID:gkxCxVrg
サシャ「……」ブルブルブルブル

クリスタ「サシャ?大丈夫?震えてるよ」

サシャ「フーッ、フーッ」ガクガク

クリスタ「どんどん顔色が悪くなって、脂汗が出てきてる!サシャ!サシャ!」

34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/03(金) 00:05:22 ID:ey9NTIDo
面白い

35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/03(金) 00:37:43 ID:gkxCxVrg
サシャ「ぎゃああああああ!!」ドォツ

クリスタ「キャッ」ドサッ

キース「何をしている?!パンをクリスタに返せ!」

サシャ「すみません!やっぱりパァンだけは、無理です!」モグモグモグゴックン


サシャ「代わりにこの心臓を捧げます!」バッ

36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/01/03(金) 00:52:00 ID:gkxCxVrg
アルミン(その時104期生は思い出した)
アルミン(サシャが入団式で起こした衝撃を)
アルミン(腹筋が捩れるほど笑いを堪えた苦渋を)


アルミン「あの日の芋敬礼の上をいく、新たな…………パン敬礼」

ライナー「」ブフォッ




―完―







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